『九州仏』を観てきました。
2014年 11月 23日
今月<30日まで。
どうせ地方だから、と思って行ってみたら
丁度いいかもしれない面白さ。
地方の仏像って有名な仏像のように洗練されてないし、
顔もボディのバランスも崩れていて、
そういうとこが面白いのだろうと思っています。
顔の好き嫌いも個人の好みでしょうが、
下膨れのあつぼったい唇の、
なんですかね、、、、神々しいというよりは
笑っちゃう(失礼)お顔があったり。。。
信仰の対象として皆の衆が納得したわけですよね~。
う~む。
こやつ!!
頭に対して螺髪が大きくてパーマっぽくて、
しかも全体彩色されてたのが年月が経ってムラに剥げてますのが
さらにファンキーで、ワイルドな仕上がり。
ちょっとギター持たせてみたかったり。。。
あの観音様、重ねた手の甲に顎乗せんばかりの
なんとラブリーなポーズ。。。アイドル並み。
この手の組み方、初めてみた。
神々しさを、ライティングで格上げしてもらってる感じのもある。
黒漆塗の菩薩様も新鮮ではある。
が、しかし妖怪塗仏を思い出す。。。
光背持ってる仏像がライトに照らされて
バックに映る影が好きだった。
個人的に思う事。。
家の近辺のお寺さんには行った事無いが、
願わくば仏像のお顔は美しくあって欲しい。
現代的な顔っていうわけじゃないですよ。
そのほうが断然、気持ちの入りようが違う。
そういう気持ちの持ちようがすでに間違っているかもしれないが。
感想も罰当たり。
今日も良いご縁をありがとう♡
by haretoen
| 2014-11-23 22:00
| 展覧会など